「コスパ」「タイパ」を語る前にすべきこと。 - 金インゴットの枕で寝たい男のブログ

現代社会では、「ありがとう」より聞くことばかもしれない「コスパ」「タイパ」という単語。

もちろん数年前まではそこまで市民権を得ていなかったと思います。

しかし、今では学生から社会人までこれを使っています。

昨今の厳しい経済状況から、よりお金を有効に使って、最大の果実・サービスを得ようとするのは至極当然のことです。

もちろん、これは時間にも言えることです。無駄な時間は１分たりとも減らしたい、そんな声が漏れ聞こえてきそうな社会になっています。

その一方で、消費者を取り巻く環境も技術・サービスの進歩によってめまぐるしく変化しています。

僕はサブスクと課金がその最たるものと思っています。

サブスクは使い倒せば、月額会費は十分ペイできると思います。

しかし実際はどうでしょうか。一日の持ち時間の24時間から、睡眠時間や食事・家事・身支度といった最低限人間として暮らすために必要な時間を引いて、そこから仕事や学業の時間を引くと、一体何時間が手元に残るのでしょうか。

さらには、スキルアップやリスキリングにチャレンジする方々は、そこから時間を捻出しなければなりません。

手軽で安いサブスクですが、年単位になるとそれなりの金額になります。何でもそうですが、期間を重ねれば、それなりの出費になります。当たり前ですよね。

サブスクは悪とは言いません。かくいう僕も、とある投資のサブスクに加入しています。しかも、会費も結構お高いです。

ですが、毎朝勉強に用いていますので、経費として整理できています。

ちなみに、エンタメ系のサブスクは一切加入したことはないです。ゲームの課金や、スパチャ（投げ銭）も一度もしたことはありません。

今やるべきことと、やりたいことが僕の場合は一致しているので、この布陣で十分なのです。

サブスク、ゲーム課金、スパチャ（投げ銭）が人生の全て！という方は、コスパを最大限発揮できているので、そのまま続けて充実した人生を送っていけばいいと思います。

それほどまで打ち込めるものを見つけられたということは、それは素晴らしいことだと思います。

僕が言いたいことは、「なんとなく」「惰性」でこれらのことに金を投入している方々に、一度立ち止まって、さっきの投入可能な時間計算をして、年間コストを算出した上で、必要なものなのかを考えたらいかがですか？ということです。

この「なんとなく」や「惰性」がくせ者で、人間になかなか抜け出せない「習慣」として浸透させてきます。

一度これに浸ってしまうと、抜け出すまでに相当な時間と費用を投じることとなります。

あのときなんであんなにお金や時間を使ったのだろう、という後悔ってみんなしたことありますよね？

そう、これは後になって分かることなんです。

でも、貴重な人生の時間を投入してしまっているし、お金も戻ってきません。

これはどうあがいても、元の状態には回復されないことなんです。仕方の無いことです。

とすれば、僕らにできることは何なのか……。

それは、過去の行動を反省して、今後、よく吟味・熟考して行動することに尽きます。

人間誰だって一時何かに流されて後悔することはあります。だからこそ、その経験を無駄にしないで、今後の人生の糧にしていくのです。

失敗って、とても大きな経験であり、次の挑戦の糧だと思っています。

「同じ轍は踏まない」ということわざがありますね。

しっかり自分の肥やしにしていきましょう！

散らかってしまいましたが、僕の言いたいことを書いてみました。

Just do it !!